Amazonで出品していると、避けて通れないのがBadレビュー(低評価レビュー)の問題です。「配送が遅い」「梱包が雑」といったレビューを見て、どう対処すべきか悩んでいる出品者も多いのではないでしょうか。
しかし、そのレビューがFBA(Fulfillment by Amazon)に起因するものであれば、Amazonに対してレビューの取り消し申請ができることをご存知でしょうか?この記事では、FBA起因のBadレビューを特定し、削除申請する具体的な方法を解説します。
この記事の結論
目次
FBA起因のBadレビューとは、Amazonのフルフィルメントサービス(FBA)が担当する配送・梱包・出荷工程で発生した問題に対して投稿された低評価レビューのことです。FBAを利用している場合、商品の保管・梱包・出荷・配送・カスタマーサービス対応はAmazon側が担当しているため、これらの工程で発生した問題は出品者の責任ではなくAmazonの責任となります。
つまり、FBA起因のBadレビューは出品者が背負うべきものではなく、Amazonに対して削除を申請できる正当な理由があるのです。
なお、Amazonには「出品者評価(フィードバック)」と「商品レビュー」の2種類の評価があります。FBA起因として比較的スムーズに削除申請が通るのは出品者評価(フィードバック)の方です。商品レビューはAmazonのポリシー違反に該当する場合のみ削除対象となり、FBA起因であっても削除が認められにくい点に注意が必要です。
どのようなレビューがFBA起因として認められるのか、具体的に見てみましょう。
| レビュー内容の例 | FBA起因 | 判断理由 |
|---|---|---|
| 「配送が遅すぎる」「届くのに1週間かかった」 | ◎ 該当 | 配送はAmazon担当 |
| 「箱が潰れていた」「梱包が雑だった」 | ◎ 該当 | 梱包はAmazon担当 |
| 「違う商品が届いた」(ピッキングミス) | ◎ 該当 | 出荷作業はAmazon担当 |
| 「商品の品質が悪い」「説明と違う」 | × 非該当 | 商品品質は出品者責任 |
| 「サイズが合わなかった」 | × 非該当 | 商品説明は出品者責任 |
レビュー内容が「配送」「梱包」「発送スピード」に関するものであれば、FBA起因として申請できる可能性が高いです。判断に迷ったら、その問題がAmazonの物流工程で発生したかどうかを基準に考えましょう。
FBA起因のBadレビューを発見したら、以下の3ステップで削除申請を行います。出品者評価は投稿から90日以内に申請する必要があるため、定期的なレビューチェックが重要です(出典:pureflat「Amazonの商品レビューを削除する方法」)。
まず、セラーセントラルで該当のレビューを確認し、FBA起因かどうかを判断します。
FBA起因であると判断したら、以下の手順で申請します(出典:株式会社そばに「Amazonレビュー削除依頼の方法」)。
上記の手順は出品者評価(フィードバック)の削除申請です。商品レビューの場合は、セラーセントラル右上の「ヘルプ」>「サポートとリソースを利用する」>「私の問題は掲載されていません」を選択し、商品レビューに関する問題を説明して申請できます。ただし、商品レビューはFBA起因でも削除が認められにくいため注意が必要です(出典:ジャグー株式会社「Amazonのレビュー削除は可能?」)。
通常、48時間〜数日以内にAmazonから結果が通知されます。削除が認められた場合、該当レビューはストア評価から除外されます。
すべての申請が認められるわけではありません。以下の基準を参考に、申請の見込みを判断しましょう。
| 通りやすいケース | 通りにくいケース |
|---|---|
| レビュー文中に「配送」「梱包」「箱が破損」等のキーワードがある | 商品品質と配送の両方に不満が書かれている(混在型) |
| 商品自体の品質には言及がなく、物流面のみの不満 | 「全体的に最悪」など抽象的な表現のみ |
| FBA出荷であることが注文データで明確 | 自己発送の注文に対するレビュー |
| 投稿から90日以内に申請している | 投稿から90日を超過している |
申請が却下されても、諦める必要はありません。以下の対処法を順番に試してみましょう。
削除申請は事後対応ですが、そもそもBadレビューを減らす予防策も大切です。以下の対策を日常的に実施しましょう。
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| ポイント | 内容 |
|---|---|
| 対象 | FBA起因(配送・梱包・出荷)のBadレビュー |
| 申請場所 | セラーセントラル > パフォーマンス > 評価 |
| 申請期限 | 出品者評価は投稿から90日以内 |
| 所要時間 | 48時間〜数日で結果通知 |
| 成功のコツ | レビュー内容がFBA起因であることを具体的に明記する |
A. FBAが担当する配送・梱包・出荷工程で発生した問題に対する低評価レビューです。「配送が遅い」「箱が潰れていた」「違う商品が届いた」などが該当します。商品の品質自体への不満はFBA起因には含まれません。
A. 出品者評価(フィードバック)は投稿から90日以内に申請する必要があります。90日を過ぎると申請する権利そのものが失われるため、定期的にレビューをチェックして早期に対応することが重要です。
A. セラーセントラルの「パフォーマンス」>「評価」ページから申請できます。該当レビューの「アクション」ボタンから「削除を依頼」を選択し、FBA起因である理由を記載して送信します。商品レビューの場合は「ヘルプ」>「サポートとリソースを利用する」>「私の問題は掲載されていません」から問題を説明して申請可能です。
A. まずFBA起因の根拠をより具体的に記載して再申請してください。それでも通らない場合は、テクニカルサポートへの直接問い合わせが有効です。最終手段として、レビューへの丁寧な返信で他の購入者への印象改善を図りましょう。
A. いいえ、FBA起因として申請できるのはFBA出荷の注文のみです。自己発送の場合、配送・梱包は出品者自身の責任となるため、この方法では削除申請はできません。ただし、Amazonの規約に違反するレビュー(個人情報の記載、暴言など)であれば、別の理由で削除申請が可能です。
A. FBA納品時の過剰梱包、壊れやすい商品への「要プチプチ」設定、正確なラベル貼付、適正在庫の維持が効果的です。特にガラス製品や電子機器など破損しやすい商品は、個別包装を強化してからFBA倉庫に納品することをおすすめします。
FBA起因のBadレビューは、出品者が背負うべきものではありません。正しく申請すれば削除される可能性があるため、低評価を受けたらまずレビュー内容を確認し、FBA起因であれば積極的に申請しましょう。
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※本記事の情報は2026年6月時点のものです。最終更新:2026年6月11日
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