Skip to content
会社概要 商品詳細

SB広告(スポンサーブランド広告)完全ガイド|設定手順・費用・ターゲティング戦略【2026年】

SB広告(スポンサーブランド広告)完全ガイド|設定手順・費用・ターゲティング戦略

「スポンサープロダクト広告は使っているけど、スポンサーブランド広告はまだ手をつけていない」——そんなAmazon出品者は多いのではないでしょうか。スポンサーブランド広告(SB広告)は、検索結果の最も目立つ位置にブランドロゴ・カスタム見出し・複数商品をまとめて表示できる広告フォーマットです。

スポンサープロダクト広告が「商品単体」を訴求するのに対し、スポンサーブランド広告はブランド全体の認知度向上複数商品の同時訴求が可能。本記事では、3つの広告フォーマットの使い分けから、設定手順、ターゲティング戦略、費用の目安、効果測定まで徹底解説します。

この記事の結論

  • スポンサーブランド広告は、ブランド認知と複数商品の訴求に最適なCPC型広告で、最低予算は1日100円から設定可能。
  • 広告フォーマットには商品コレクション、ストアスポットライト、動画の3種類があり、目的に応じて使い分けが重要。
  • 効果測定にはCTR、ACoS、ブランド新規顧客指標があり、最適化にはAIツールPacvueの活用が推奨される。
スポンサーブランド広告の設定手順を示すインフォグラフィック

スポンサーブランド広告とは?

SB広告(スポンサーブランド広告)とは、Amazonの検索結果ページにブランドロゴ・見出し・複数商品をまとめて表示できるCPC型広告で、ブランド認知と売上を同時に強化できるフォーマットです。

定義

スポンサーブランド広告(Sponsored Brands)は、Amazonの検索結果ページの上部・中部・下部に表示されるCPC(クリック課金)型の広告です。ブランドロゴ、カスタム見出し、最大3つの商品を1つの広告枠にまとめて表示できます。Amazon公式の広告ガイドによると、SB広告経由のストア訪問はブランド認知獲得コストが他施策比で最大50%低いとされています(2026年時点)。クリックすると商品詳細ページ、ブランドストア、またはカスタムランディングページに遷移します。Amazon広告全体の解説はAmazon広告の完全ガイドをご覧ください。

利用条件とは?

項目 内容
アカウント大口出品者(プロフェッショナルセリングプラン)
必須要件Amazonブランド登録(Brand Registry)
課金方式CPC(クリック課金)またはvCPM(ビューアブルインプレッション課金)
最低予算1日あたり100円〜
審査広告クリエイティブの審査あり(通常24〜72時間)

SB広告と他のAmazon広告の違い

項目 SP広告 SB広告 SD広告
目的商品単体の販売促進ブランド認知+複数商品訴求リターゲティング+認知
表示位置検索結果・商品ページ検索結果の上部・中部・下部商品ページ・Amazon外
ブランド登録不要必須推奨
動画不可対応対応
遷移先商品詳細ページストア・商品ページ商品詳細ページ

SB広告はAmazon広告4種類のうちの1つです。SP広告やSD広告との違いや予算別の使い分けはAmazon広告の種類一覧と使い分けガイドで詳しく比較しています。

3つの広告フォーマットと使い分け

1. 商品コレクション広告

ブランドロゴ、カスタム見出し、最大3つの商品を1つの広告枠に表示する最もスタンダードなフォーマットです。カスタム画像(ライフスタイル画像)の設定も可能で、検索結果上部に表示されるとCTRが高くなります。主力商品を複数まとめて訴求したい場合や、ブランドストアへの誘導を増やしたい場合に最適です。

2. ストアスポットライト広告

ブランドストアの各サブページを広告枠に表示するフォーマットです。最大3つのサブページを選択し、それぞれにカスタム画像と見出しを設定可能。ストアが3ページ以上あることが条件です。商品ラインナップが豊富でカテゴリ分けしている場合や、ブランドの世界観を伝えたい場合に向いています。

3. 動画広告(スポンサーブランドビデオ)

検索結果に動画(6〜45秒、推奨15〜30秒)を表示するフォーマットです。自動再生・ミュート状態で表示され、CTRがテキスト・画像広告より高い傾向があります。解像度は1920×1080px以上、アスペクト比16:9。使い方の説明が必要な商品や、ビジュアルで差別化できる商品に効果的です。

設定手順(5ステップ)

ステップ1: キャンペーンの作成

セラーセントラルにログインし、「広告」→「キャンペーンマネージャー」→「キャンペーンを作成する」→「スポンサーブランド広告」を選択します。

ステップ2: キャンペーン設定

キャンペーン名は管理しやすい命名規則(例:SB_ブランド名_カテゴリ_日付)で設定。1日の予算は最低100円〜ですが、1,000〜3,000円/日で開始するのがおすすめです。

ステップ3: フォーマットの選択

商品コレクション、ストアスポットライト、動画の3つから選択。初めての場合は商品コレクションから始めることをおすすめします。

ステップ4: ターゲティングの設定

キーワードターゲティング(検索キーワードに基づく)または商品ターゲティング(特定のカテゴリやASINに基づく)を選択。マッチタイプ(広範一致・フレーズ一致・完全一致)を適切に使い分けましょう。

ステップ5: クリエイティブの作成と審査

ブランドロゴ(400×400px以上)、カスタム見出し(全角25文字以内)、カスタム画像(1200×628px以上、任意)、商品を最大3つ選択して「審査に提出」。通常24〜72時間で審査結果が返ります。

ターゲティング戦略

SB広告のターゲティングは、キーワードターゲティングと商品ターゲティングの2種類です。ブランド指名KW・カテゴリKW・競合KWの3軸で使い分けるのが効果的です。

キーワードターゲティングのコツ

  • ブランドキーワード(指名検索) ── Amazon Advertising公式によると、ブランドKWへのSB出稿はブランド指名検索からの売上防衛に最も費用対効果が高い施策です(2026年時点)。競合に奪われないよう防御的に出稿
  • カテゴリキーワード ── 「ワイヤレスイヤホン」「プロテイン」など一般的なKW。認知拡大に有効
  • 競合ブランドキーワード ── 競合ブランド名で検索するユーザーにリーチ。切り替え需要を狙う

商品ターゲティングのコツ

競合商品のASINを指定してターゲティングしたり、特定カテゴリ全体をターゲットにしたり、自社商品ページに他の自社商品を表示するクロスセルも有効です。

除外ターゲティングの重要性

パフォーマンスの悪いキーワードやASINは除外設定(ネガティブターゲティング)しましょう。ACoS改善に直結します。

スポンサー広告の運用、もっと効率化できます。

キャンペーン構成・入札戦略・ターゲティングの最適化には専門知識が必要です。funnelではAI自動化ツールPacvueを活用し、広告パフォーマンスを最大化しています。

費用の目安と入札戦略

SB広告のCPCはSP広告より高めで、カテゴリにより10〜100円程度が目安です。月額5〜10万円の予算から開始し、ブランド新規顧客の獲得コストを基準に最適化するのが推奨です。

CPC相場

カテゴリ CPC相場 備考
日用品30〜80円競合が少なめ
美容・ヘルスケア50〜150円競合激化
エレクトロニクス80〜200円高単価商品は入札も高め
ファッション40〜120円季節変動あり
食品・飲料30〜100円低単価のためROI管理が重要

入札戦略の選択

戦略 内容 向いているケース
動的(引き下げのみ)CV可能性が低い場合に自動引き下げリスクを抑えたい初心者
動的(引き上げ・引き下げ)高い場合は引き上げ、低い場合は引き下げバランス重視
固定入札常に設定した入札額で入札上級者・データ収集期間

掲載枠別の入札調整

検索結果の上部(トップオブサーチ)はCTRが最も高いため、掲載枠別の入札調整で積極的に引き上げましょう。Pacvueを使えば、掲載枠別の入札をAIが自動で最適化できます。

この記事を読んだ方へのおすすめ

効果測定と最適化

SB広告の効果測定では、インプレッション・CTR・ACoSに加え、「ブランド新規顧客」指標が特に重要です。認知拡大が主目的のため、短期のACoSだけで判断せず中長期のブランド指名検索数の変化も確認しましょう。

確認すべき主要指標

指標 意味 目安
CTRクリック数 ÷ インプレッション0.3〜1.0%が標準
ACoS広告費 ÷ 広告売上15〜25%が標準
ROAS広告売上 ÷ 広告費4〜7倍が目標
ブランド新規顧客過去12ヶ月で初めて購入した割合SB広告特有の重要指標

「ブランド新規顧客」指標の活用

スポンサーブランド広告では、過去12ヶ月間にそのブランドの商品を購入したことがない顧客からの注文を「ブランド新規顧客」として計測できます。この指標により、広告がどれだけ新規顧客の獲得に貢献しているかを定量的に把握できます。

最適化のPDCAサイクル

  • 週次 ── 検索語句レポートの確認、除外キーワードの追加
  • 隔週 ── 入札額の調整、掲載枠別パフォーマンスの分析
  • 月次 ── クリエイティブの見直し(見出し・画像・動画の差し替え)
  • 四半期 ── フォーマット別のROI比較、ターゲティング戦略の再設計

注意点

SB広告の運用で最も注意すべきは、クリエイティブの審査基準とブランドストアの事前整備です。審査に通らないと配信開始できないため、以下のポイントを事前に確認してください。

1. 審査に落ちやすいクリエイティブ

以下の内容は審査で否認されます:「No.1」「最安値」などの未実証の主張、商品と無関係なカスタム画像、ブランドロゴの解像度不足、見出しの感嘆符(!)の使用。

2. ブランドストアの整備が前提

ストアスポットライト広告を使うにはストアが3ページ以上必要です。商品コレクション広告でもクリック先としてストアを設定できるため、A+コンテンツとあわせて事前にブランドストアを整備しておきましょう。

3. SB広告の効果的な使い分け

SB広告はブランド認知と複数商品訴求、SP広告は個別商品の購入促進が目的。ファネルの上部(認知)をSB、下部(購入)をSPで分担するのが最も効果的です。

よくある質問

Q. スポンサーブランド広告の費用はいくら?

A. スポンサーブランド広告はCPC課金で、1クリックあたり10〜80円が目安です。SP広告より単価が高い傾向がありますが、ブランドストアへの誘導によりリピート購入や複数商品の購入につながるため、長期的なROIは高くなります。

Q. スポンサーブランド広告を出すにはブランド登録が必要?

A. スポンサーブランド広告の出稿にはAmazonブランド登録(Brand Registry)が必須です。商標登録済みのブランドをAmazonに登録することで利用可能になります。商標未取得でも特許庁への出願番号があれば申請可能です。

Q. スポンサーブランド広告の3つのフォーマットはどう使い分ける?

A. 商品コレクション広告は複数商品をまとめて訴求する場合、ストアスポットライト広告はブランドストアの各サブページへ誘導する場合、動画広告は商品の使用感や特徴を視覚的に伝える場合に使います。新規ブランドはまず商品コレクションから始めるのが推奨です。

Q. スポンサーブランド広告とスポンサープロダクト広告はどちらを先に始めるべき?

A. まずスポンサープロダクト広告(SP広告)で売上実績を作り、ブランド登録を完了してからスポンサーブランド広告に展開するのが基本です。SP広告で獲得したキーワードデータをSB広告のターゲティングに活用できます。

Q. スポンサーブランド広告のクリック率(CTR)の目安は?

A. スポンサーブランド広告のCTR目安は0.3〜0.8%です。検索結果の最上部に表示されるためインプレッション数が多くなる一方、クリック率はSP広告(0.3〜0.5%)と同程度かやや高い傾向があります。ブランドロゴと見出しのクリエイティブ品質がCTRを左右します。

Q. スポンサーブランド広告の動画の仕様は?

A. スポンサーブランド動画広告の推奨仕様は、解像度1920×1080px以上、アスペクト比16:9、長さ6〜45秒(推奨15〜30秒)、ファイルサイズ500MB以下です。最初の3秒で商品の魅力を伝えることが重要で、音声なしでも理解できるようテキストオーバーレイの活用が推奨されます。

出典・参考

  • Amazon Ads — スポンサーブランド広告ガイド
  • Amazon セラーセントラル — 設定手順・クリエイティブ要件・審査ポリシー
  • Amazon Ads — ターゲティング機能・ブランド新規顧客指標
  • Amazon Ads — 入札戦略(動的/固定)・掲載枠別調整
  • Amazon Ads — 動画広告の仕様ガイド

SB広告を利用するにはAmazonブランド登録が前提条件です。ブランド登録に必要な商標登録の取得方法についてはAmazon出品者のための商標登録完全ガイドを参照してください。

スポンサーブランド広告と合わせて、相乗り・偽造品対策のツールも整備しておくとブランド保護の効果が高まります。詳細はAmazonブランド保護の完全ガイドをご覧ください。

ブランドの世界観を伝えるストアページの活用もおすすめです。詳しくは「Amazonストアページ(ブランドストア)の作り方」をご覧ください。

まとめ:SB広告でブランド認知と売上を同時に伸ばそう

Amazon Advertising公式によると、スポンサーブランド広告はブランド認知度を最大2倍に向上させる効果があります(2026年時点)。複数商品の同時訴求を実現する強力なフォーマットです。

  • 3つのフォーマット(商品コレクション・ストアスポットライト・動画)を目的別に使い分け
  • ブランド登録が必須。事前にストアも整備
  • キーワード+商品ターゲティングで効率的にリーチ
  • ブランド新規顧客指標で新規獲得への貢献を計測
  • SP広告と併用してファネル全体をカバー

広告運用代行の料金体系・代理店の選び方はAmazon広告運用代行の料金相場と選び方で詳しく比較解説しています。

まずは資料ダウンロードから。
月3万円〜のAmazon運用代行。

AI×プロのハイブリッド運用「おまかせパック」のサービス内容・料金・導入フローをまとめた資料を無料でお届けします。

  • AI自動入札+プロの隔週調整で広告成果を最大化
  • 月額3万円〜、初期費用なしで手軽にスタート
  • 500社・20年のEC支援実績でフルサポート

おまかせパック資料を無料ダウンロード

下記フォームにご記入いただくと、資料をメールでお送りします。

ご記入いただいた個人情報は、当社のプライバシーポリシーに基づき適切に取り扱います。

※本記事の情報は2026年6月時点のものです。最終更新:2026年6月22日