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楽天RPP-EXP広告完全ガイド|Google検索から集客する設定方法と費用

楽天RPP-EXP広告完全ガイド Google検索から楽天へ集客する設定方法と費用

「楽天市場内のRPP広告だけでは新規顧客が頭打ち」「Google検索からの集客を楽天でもやりたいが方法がわからない」「RPP-EXP広告を設定してみたけどROASが合わない」――楽天出店者がRPP-EXP広告について抱える悩みは尽きません。

本記事では、楽天RPP-EXP広告の仕組み・費用・設定方法・運用のコツを、2026年最新の仕様に基づいて完全解説します。Google検索やショッピングタブに楽天商品を表示し、楽天市場外から新規顧客を獲得する具体的な方法がわかります。

この記事の結論

  • RPP-EXP広告はGoogle検索・ショッピングタブ・画像タブに楽天商品を表示する外部集客広告で、CPC20円〜・月額5,000円〜で始められる
  • キーワード登録は不要でAIが自動マッチングするため、設定はRMSから5分で完了する
  • ROAS重視モードの利用には直近30日で15〜20件以上の販売実績が必要なため、まずCPC重視モードで実績を積むのが定石
RPP-EXP広告の配信フロー RMSで設定→商品データ自動連携→Google検索に配信→クリックで課金

RPP-EXP広告とは?Google検索に楽天商品を出す仕組み

RPP-EXP広告とは、楽天市場の商品をGoogle検索結果・ショッピングタブ・画像タブに表示するクリック課金型(CPC)の外部集客広告です。2024年5月7日に提供が開始され、楽天市場内に閉じていたRPP広告の配信面をGoogle検索まで拡張した広告メニューとして位置づけられています。

矢野経済研究所のデータによると、国内ECモール市場は楽天・Amazonの2強で約70%のシェアを占めています(2025年調査時点)。

楽天グループの決算資料によると、楽天市場の国内EC流通総額は年間約6兆円規模です(2025年時点)。

RPP-EXP広告の最大の特徴は、キーワード登録が不要であることです。楽天のAIが商品データ(商品名・説明文・カタログ情報)を自動解析し、関連性の高いGoogle検索クエリに対して自動的に広告を配信します。出店者はRMSから予算とCPC上限を設定するだけで、楽天市場外のユーザーにリーチできます。(出典:ピュアフラット公式 RPP-EXP広告解説)

RPP広告とRPP-EXP広告の違い

RPP広告は楽天市場内の検索結果に表示される広告で、RPP-EXP広告はGoogle検索に表示される広告です。両者は独立したキャンペーンとして管理され、予算も別々に設定します。

比較項目 RPP広告 RPP-EXP広告
配信面 楽天市場内の検索結果 Google検索・ショッピングタブ・画像タブ
キーワード設定 手動登録(最大20個) 不要(AI自動マッチング)
最低CPC 20円(キーワード指定は40円) 20円
月額最低予算 5,000円 5,000円
画像要件 楽天市場の商品画像 白背景画像が推奨
カタログID 不要 必須(商品カタログ登録)
ターゲット 楽天市場内の検索ユーザー 楽天市場を訪れていない新規ユーザー

RPP広告とRPP-EXP広告は併用が推奨されています。RPP広告の表示アルゴリズムで楽天市場内の検索順位を確保しつつ、RPP-EXP広告でGoogle検索からの新規流入を獲得する二段構えが効果的です。

広告運用と並行して楽天SEO対策を行うことで、広告に頼らない安定した集客基盤を構築できます。

RPP-EXP広告の掲載先はどこ?

RPP-EXP広告は、Google検索結果ページ・Googleショッピングタブ・Google画像タブの3つの面に掲載されます。さらに、Googleのパートナーサイト(ニュースサイトや比較サイトなど)にも配信されるため、楽天市場を普段利用しないユーザー層にもリーチできます。

ピュアフラットの調査によると、RPP-EXP広告経由のユーザーは「Google検索で商品を探している購買意欲の高い層」であるため、楽天市場内のRPP広告と比較してCVR(転換率)が高い傾向があります。(出典:ピュアフラット公式)

  • Google検索結果 ── 商品名や関連キーワードで検索したユーザーに対して、検索結果ページの上部または下部に商品広告が表示されます
  • Googleショッピングタブ ── 商品画像・価格・ショップ名が一覧で表示され、価格比較をしているユーザーにリーチできます
  • Google画像タブ ── 画像検索をしているユーザーに商品画像とともに広告が表示されます
  • Googleパートナーサイト ── 提携する外部サイトにも広告が配信され、幅広いリーチを実現します

RPP-EXP広告の費用とCPC設定

RPP-EXP広告の費用は、CPC(クリック課金)20円〜10,000円の範囲で設定でき、月額最低予算は5,000円です。表示されるだけでは課金されず、ユーザーがクリックして楽天市場の商品ページに遷移した時点で費用が発生します。

Proteinumの調査によると、RPP-EXP広告の実質CPCは商品カテゴリによって大きく変動しますが、食品・日用品では30〜80円、家電・ホビーでは50〜150円が目安です。(出典:Proteinum RPP-EXP広告解説)

CPC重視モードとROAS重視モードの違い

RPP-EXP広告には2つの入札モードがあります。

入札モード 特徴 推奨シーン
CPC重視 設定した上限CPC以内でクリックを最大化。AIが上限内で最適な入札単価を自動調整 導入初期・販売実績がまだ少ない商品・認知拡大フェーズ
ROAS重視 目標ROASに向けてAIが入札を自動最適化。売上重視で広告費を効率配分 直近30日で15〜20件以上の販売実績がある商品

ROAS重視モードを利用するには、直近30日間で一定数以上(15〜20件)の広告経由売上実績が必要です。導入直後は販売データがないため、まずCPC重視モードで実績を積み、データが蓄積されてからROAS重視モードに切り替えるのが定石です。(出典:Finner RPP-EXP広告運用ガイド)

楽天広告の運用、自社だけで最適化できていますか?

RPP・RPP-EXP・TDAなど楽天広告の使い分けと予算配分は、専門知識がないと非効率になりがちです。funnelでは楽天広告の運用代行で多くのEC事業者のROAS改善を支援してきました。

RPP-EXP広告の始め方(5ステップ)

RPP-EXP広告はRMSから5分で設定できます。キーワード登録やクリエイティブ作成は不要で、楽天のAIが商品データをもとに自動で広告を配信します。

ステップ1:RMSにログインする

RMS(楽天市場出店者向け管理システム)にログインし、左メニューの「広告・アフィリエイト」をクリックします。

ステップ2:検索連動型広告(エクスパンション)を選択する

「広告・アフィリエイト」メニュー内の「検索連動型広告(エクスパンション)」を選択します。RPP広告(検索連動型広告)とは別のメニューなので注意してください。

ステップ3:新規キャンペーンを作成する

「新規キャンペーン登録」ボタンをクリックし、キャンペーン名を入力します。商品カテゴリごとにキャンペーンを分けると、後から予算配分やROASの分析がしやすくなります。

ステップ4:予算とCPCを設定する

月額予算(最低5,000円)とCPC上限(最低20円)を設定します。導入初期はCPC重視モードを選択し、上限CPCは50〜100円程度から始めるのが推奨です。AIが上限内で最適な入札単価を自動調整してくれます。

ステップ5:広告ステータスを「有効」にする

設定を確認し、広告ステータスを「有効」に切り替えれば配信が開始されます。商品カタログID(JAN/EANコード)が登録されている商品が配信対象となるため、事前にカタログIDの登録状況を確認しておきましょう。

RPP-EXP広告の運用で注意すべきポイントは?

RPP-EXP広告を効果的に運用するには、商品カタログIDの登録・白背景画像の準備・除外商品の設定の3点が特に重要です。これらが不十分だと、広告が配信されない、またはROASが低迷する原因になります。

商品カタログIDの登録は必須

RPP-EXP広告で配信されるのは、商品カタログID(JAN/EANコード)が登録されている商品のみです。カタログIDが未登録の商品は広告配信の対象外となるため、RMSの商品管理画面で登録状況を確認してください。OEM商品やオリジナル商品でJANコードがない場合は、GS1 Japanでコードを取得する必要があります。

白背景画像を準備する

Googleショッピングタブに掲載される画像は、白背景の商品画像が推奨されています。背景が雑多な画像や、テキストが重なった画像はGoogleの審査で非承認となる可能性があります。楽天市場の商品画像ルールとGoogleの画像ガイドラインは異なるため、RPP-EXP用に白背景バージョンを用意しておくのが安全です。(出典:キャプテンEC RPP-EXP広告解説)

利益率の低い商品は除外設定する

RPP-EXP広告はRPP広告と同様にオプトアウト方式です。つまり、ショップ内の全商品が広告配信対象となるため、利益率が低い商品や在庫が少ない商品は個別に除外設定を行う必要があります。除外を怠ると、広告費だけが消費されてROASが悪化します。

導入初期のROASが低くても焦らない

RPP-EXP広告は楽天市場外のユーザーに配信するため、導入初期はCVR(転換率)が楽天市場内のRPP広告より低くなる傾向があります。Proteinumの事例では、導入初月のROASが200〜300%でも、3か月後には500%以上に改善したケースが報告されています。AIの学習期間として最低1〜2か月は継続運用することが推奨です。(出典:Proteinum RPP-EXP成功事例)

RPP-EXP広告の効果を最大化するには?

RPP-EXP広告の効果を最大化するには、楽天市場内のRPP広告・TDA広告との併用が最も効果的です。RPP-EXPで楽天市場外から新規ユーザーを獲得し、RPP広告で楽天市場内での検索順位を確保し、TDA広告でリターゲティングするという三段構えが理想的な運用体制です。

楽天広告の種類一覧で各広告メニューの特徴と費用を比較していますので、併用時の予算配分の参考にしてください。

商品名の最適化がRPP-EXP広告にも影響する

RPP-EXP広告のAIは商品データ(商品名・説明文)を解析してキーワードマッチングを行うため、楽天商品名の最適化がRPP-EXP広告の配信精度にも直結します。検索されやすいキーワードを商品名に含めることで、関連性の高い検索クエリへの配信率が向上します。

セール期間中の予算増額を計画的に行う

楽天スーパーセールやお買い物マラソンの期間中はGoogle検索からの流入も増加するため、RPP-EXP広告の予算を一時的に増額することが効果的です。ただし、RPP-EXP広告は日別予算管理に対応していないため、月予算全体をセール期間に合わせて計画的に設定する必要があります。

関連記事: Amazon vs 楽天の徹底比較。楽天RPPとAmazon広告の費用・運用の違いは楽天RPP vs Amazon広告の比較で分析しています

Google検索経由の集客は楽天だけでなくAmazonでも重要です。Amazon SEO対策の完全ガイドも合わせてご確認ください。

よくある質問

Q. RPP-EXP広告の最低予算はいくらですか?

A. RPP-EXP広告の最低月額予算は5,000円、最低CPCは20円です。少額から始められるため、まず1〜2か月のテスト運用でROASを計測し、効果が確認できたら予算を段階的に増額するアプローチが推奨されます。

Q. RPP-EXP広告でキーワードを指定できますか?

A. RPP-EXP広告ではキーワードの手動指定はできません。楽天のAIが商品カタログ情報を自動解析し、関連性の高いGoogle検索クエリに対して自動的に配信します。配信精度を高めるには、商品名・説明文にターゲットキーワードを適切に含めることが重要です。

Q. RPP-EXP広告とRPP広告は併用すべきですか?

A. RPP-EXP広告とRPP広告の併用は推奨されています。RPP広告で楽天市場内の検索順位を確保しつつ、RPP-EXP広告でGoogle検索からの新規流入を獲得する二段構えが効果的です。予算は別々に管理されるため、各広告のROASを見ながら配分を調整してください。

Q. ROAS重視モードが使えない場合はどうすればよいですか?

A. ROAS重視モードは直近30日間で15〜20件以上の広告経由売上実績が必要です。実績が不足している場合は、まずCPC重視モードで運用を開始し、販売実績を積み上げてください。CPC重視モードでも、上限CPCを適切に設定すれば費用対効果の高い運用が可能です。

Q. RPP-EXP広告に必要な商品カタログIDとは何ですか?

A. 商品カタログIDとは、JAN/EANコードなどの国際的な商品識別コードです。RPP-EXP広告はGoogleショッピングと連携するため、Googleの商品データベースとのマッチングにカタログIDが必要です。OEM商品やオリジナル商品でJANコードがない場合は、GS1 Japanで取得できます。

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  • 楽天市場内のRPP広告だけでは新規顧客の獲得が頭打ちになっている
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出典

ピュアフラット「RPP-EXP広告(エクスパンション広告)とは?」

Proteinum「楽天RPP-エクスパンション広告の仕組みと活用法」

Proteinum「RPP-EXP広告の成功事例と運用ポイント」

Finner「RPP-EXP広告の運用ガイド」

キャプテンEC「楽天エクスパンション広告の設定と注意点」

※本記事の情報は2026年8月時点のものです。最終更新:2026年8月22日