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なぜLINE広告は「トークリスト面」を攻略すべきなのか|Imp73%・CV60%の最重要配信面を徹底解説

LINE広告のトークリスト面を表現したスマートフォンとチャットバブルのイメージ

LINE広告を始めたばかりの担当者が抱える悩みは似ています。「配信面が多すぎてどこを優先すべきか分からない」「CPCが高くて運用が厳しい」「他媒体と比べてLINE広告の特性が見えてこない」――こうした課題の答えは、すべて「トークリスト面」にあります。

LINE広告には、トークリスト・LINE NEWS・LINE VOOM・ウォレットなど10以上の配信面がありますが、実はその中でImpressionの73%、CVの60%以上を占める「主戦場」がトークリスト面です。さらにCPM・CPCも全配信面で最も安価で、攻略しない手はありません。本記事ではLINE社が公開している配信実績データをもとに、なぜトークリスト面を最優先で攻略すべきかを徹底解説します。

この記事の結論

  • LINE広告の全Impの73%・全CVの60%以上がトークリスト面で発生している(2023年LINE社実績)
  • トークリスト面のCPM・CPCはLINEアプリ全配信面で最も安価。費用効率が突出している
  • 2023年2月のアップデートでトークリスト面のImpが最大1.6倍に拡大。今後さらに重要度が高まる配信面
LINE広告 配信面別シェア(2023年実績)図解:Impシェア73%・CVシェア約60%・CPM/CPCは最安

LINE広告のトークリスト面とは?

LINE広告のトークリスト面とは、LINEアプリでユーザーが「トーク」タブを開いたときに表示される、トーク一覧の最上部に挿入される広告枠のことです。ユーザーが家族・友人・公式アカウントとのやり取りを確認しに来る場所で、LINEアプリ内で最も滞在時間が長いとされる導線に組み込まれています。

表示される広告フォーマットは、主に「Animation(アニメーション)」「Small image(画像・小)」「Card」「Square」の4種類です。中でもAnimationはトークリスト面のみに配信される専用フォーマットで、Small imageは約70%がトークリスト面に配信される傾向があります。

LINEはMAU約9,700万人(2024年時点)と国内で最も利用者数の多いコミュニケーションアプリであり、トークリストはほぼ全LINEユーザーが日常的に開く画面です。広告主にとっては「日本の大多数のスマホユーザーにリーチできる枠」と言い換えることもできます。

なぜトークリスト面のImpシェアが73%もあるのか?

LINE社が2023年5月・6月のWEBCV目的配信について全アカウントを集計した実績データによれば、LINE広告全体のImpression(広告表示回数)のうち、トークリスト面が占める割合は73%に達しています。残りの27%をLINE NEWS・LINE VOOM・LINEウォレット・LINEマンガなどの配信面で分け合っている状況です。

なぜここまで偏るのか。理由はシンプルで、ユーザーの滞在時間がトーク機能に最も集中しているからです。LINEで「友達とチャットする」「公式アカウントを確認する」という行動は1日に何度も発生しますが、ニュースを読む・VOOMを見るといった行動は限られた時間にしか発生しません。広告枠の母数(Impressionの在庫)が、自然とトークリスト面に集中する構造になっています。

Impシェアが大きい配信面ほど、運用上の優先度が高くなる

広告運用ではImpressionが多い配信面ほど、機械学習の最適化が進みやすく、コンバージョン獲得効率が高まる傾向があります。Impシェア73%のトークリスト面は、LINE広告で「予算を入れた瞬間にもっとも配信が集まる場所」と理解して間違いありません。

CVシェアも60%超 ― 数字で見るトークリスト面の獲得力

配信量が多くてもCVに繋がらなければ意味がありません。しかしLINE社のデータでは、全CVのうち約60%(業界平均63%)がトークリスト面で発生しています。Impシェア73%に対してCVシェアが60%超ということは、「量だけ多くて獲得しにくい配信面」ではなく、「量も多く、獲得効率も高い」主戦場であることを意味します。

トークリスト面でCVが伸びやすい理由は2つあります。1つ目は、ユーザーがLINEを開いた直後の「能動的な状態」で広告に接触するため、興味があれば即タップにつながりやすいこと。2つ目は、トークリスト面のフォーマット(Animation・Small image)が長いタイトル17文字×2行を設定でき、訴求量を確保できるためです。視覚情報と文字情報を組み合わせることで、ユーザーの理解と行動を後押しできます。

CPM・CPCはLINE全配信面で最安水準

トークリスト面の魅力は、ImpシェアとCVシェアの大きさだけではありません。CPM(1,000回表示あたり費用)・CPC(1クリック費用)もLINEアプリ全配信面で最も安価であることが、LINE社の同じデータから判明しています。

具体的な数値はLINE社の非公開実績によりますが、業界平均ベースで言えばトークリスト面のCPMは他配信面の数十%安く、CPCも顕著に低い水準で推移しています。Imp・CV・コスト効率の「三拍子そろった最重要配信面」がトークリスト面である、というのが本記事の核心です。

指標 トークリスト面 LINE NEWS その他(VOOM・ウォレット等)
Impシェア 73% 中程度
CVシェア 約60% 中程度
CPM 最安 中程度 高め
CPC 最安 中程度 高め
専用フォーマット Animation(独占) タイトル付き静止画 配信面に依存

CPM・CPCが安価ということは、「同じ予算でより多くのユーザーにリーチし、より多くのクリックを獲得できる」ということ。広告効率の根幹を支える指標が両方とも最安なので、LINE広告を始める際にトークリスト面を外すという選択肢は、合理的に存在しません。

トークリスト面はImpが最大1.6倍に拡大中

さらに重要な情報があります。LINE社は2023年2月下旬にトークリスト面のImpを最大1.6倍に拡大するアップデートを実施しました。これにより、これまで以上の広告在庫がトークリスト面に供給されるようになっています。

広告在庫が増えるということは、競合との入札競争が緩み、結果としてさらにCPMが下がりやすくなるということです。すでに最安水準のCPMが、さらに安くなる傾向にある。これがLINE広告を始める担当者にとって、今トークリスト面を学ぶ最大の理由です。

他配信面(NEWS・VOOM)との違いは?

参考のために、LINE NEWS・LINE VOOMなど他配信面との違いを整理しておきます。

  • LINE NEWS ── ニュース記事一覧の中に表示される広告。記事を読みに来たユーザーへの接触になるため、情報感度の高い層に強い反面、Imp総量はトークリストの数分の一
  • LINE VOOM ── 縦型ショート動画タイムライン。Z世代の若年層への接触が中心で、動画クリエイティブ前提。コスメ・ファッション・エンタメ系には有効だが、商材を選ぶ
  • LINEウォレット・LINEマンガ ── 特定アクションを行うユーザーへのリーチ。Impは少ないが目的特化型の配信に向く
  • トークリスト面 ── 全配信面の中で「最も多くのユーザーに、最も安価に、最も獲得効率よく接触できる枠」。LINE広告攻略の出発点

攻略するために、次に押さえるべきこと

トークリスト面を攻略すべき理由が見えたところで、次の疑問は「どうやって攻略するのか」です。具体的には次の3つを順番に押さえる必要があります。

  1. トークリスト面に強いクリエイティブフォーマット(AnimationとSmall image)を知る ── どちらもトークリスト面に高比率で配信される専用・準専用フォーマット。次回詳しく解説します
  2. フォーマットごとに広告グループを分けて入稿する ── 同一グループ内に複数フォーマットを入れると、オークションで負けて配信が出ないリスクがある
  3. 視認性とタイトル設計を最優先にする ── トークリスト面は表示サイズが小さく、視認性が劣るとクリックされない

次回の記事では、この最重要フォーマットである「Animation」と「Small image」の特徴と、なぜこの2つでLINE広告のCPAが大きく改善するのかを、データと事例で深掘りします。

よくある質問

Q. LINE広告のトークリスト面とは?

A. LINEアプリの「トーク」タブを開いた際に、トーク一覧の最上部に挿入される広告枠のことです。

ほぼ全LINEユーザーが日常的に開く画面に表示されるため、LINE広告の中で最大のリーチを誇る配信面です。Animation(アニメーション)とSmall image(画像・小)が主に配信されます。

Q. LINE広告でトークリスト面のImpシェアはどれくらい?

A. LINE社の2023年5月・6月実績によると、全Impressionの73%を占めています。

同期間のCVシェアも約60%と、量と質の両面でLINE広告の主戦場となる配信面です。2023年2月のアップデートで在庫が最大1.6倍に拡大しており、今後もシェアは維持・拡大する見込みです。

Q. LINE広告のトークリスト面と他配信面(NEWS・VOOM等)の違いは?

A. トークリスト面はImp・CV・CPM・CPCのいずれも全配信面で最良の水準です。

LINE NEWSは情報感度の高い層に強く、LINE VOOMは縦型動画で若年層に強いという特性がありますが、いずれもImp総量はトークリスト面の数分の一です。広告予算を最初に投じるべきは、迷わずトークリスト面です。

Q. LINE広告のトークリスト面に配信するにはどうすればいい?

A. Animation(アニメーション)またはSmall image(画像・小)フォーマットで広告を入稿するのが最も効率的です。

Animationはトークリスト面にのみ配信される専用フォーマット、Small imageは約70%がトークリスト面に配信される準専用フォーマットです。SquareやCardでもトークリスト面に配信されますが、AnimationとSmall imageの方がCTR・CVRが高く、CPAが安い傾向にあります。

Q. LINE広告のトークリスト面はどれくらいCPCが安い?

A. 具体的な金額はアカウント・業種・入札戦略により変動しますが、LINEアプリの全配信面の中で最も安価であることがLINE社の集計データで確認されています。

2023年2月にトークリスト面のImpが最大1.6倍に拡大されたことで、入札競争が緩和されさらにCPCが下がりやすい状況です。LINE広告を「他媒体よりCPCが高い」と感じている運用者ほど、トークリスト面への配信比率を見直すことで改善余地があります。

LINE広告の運用設計でお悩みなら

トークリスト面はLINE広告攻略の起点です。しかし「フォーマット別の広告グループ設計」「クリエイティブのトレンド適用」「業種別CTR水準のベンチマーク」など、効果を引き出すには細かな運用知識が必要です。

株式会社funnelでは、ECサイトや会員獲得サービスを中心に複数業種のLINE広告運用を支援しています。自社で運用する場合の設計レビューや、現状アカウントの診断もご相談を承っています。

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※本記事の情報は2026年5月時点のものです。最終更新:2026年5月20日
出典:LINE for Business 公式 LINE広告サービス紹介 / LINE for Business 公式コラム