目次 楽天RPP-EXP広告とは? 楽天RPP-EXP広告主な掲載先と連携メディア 楽天RPP-EXP広告3つのメリット 楽天RPP-EXP広告簡単な設定方法...
楽天広告の種類一覧|RPP・CPA・TDA・クーポンの特徴と費用を解説【2026年】

「楽天市場で広告を出したいけど、種類が多くて違いがわからない」「どの広告から始めればいいの?」「費用はいくらかかるの?」——楽天市場の広告は6種類あり、それぞれ課金方式・費用・ターゲティング方法が異なるため、初めての方には選ぶのが難しく感じられます。
結論から言えば、初心者はRPP広告(月5,000円〜)から始めるべきです。クリック課金で無駄が少なく、検索結果の上位に商品を表示できるため、最も費用対効果が高い広告です。
本記事では、楽天市場の広告6種類それぞれの特徴・費用・課金方式を比較表付きで解説し、「どの広告を、いくらで、どの順番で始めるか」を明確にします。
📑 目次

AMAZON広告 自動運用ツール
Pacvueの導入・運用はfunnelにお任せください。
500社・20年のEC支援実績。Amazon広告のAI自動最適化ツールPacvueを、専任チームが導入から運用まで一気通貫でサポートします。
楽天広告6種類の全体比較
まず全体像を把握しましょう。楽天市場の広告は大きく3カテゴリ・6種類に分かれます。
3つのカテゴリ
- 楽天市場内の広告:RPP、CPA、クーポンアドバンス、TDA
- 楽天市場外への拡張広告:RPP-EXP(→Google)、TDA-EXP(→Facebook/Instagram)
楽天市場外への拡張(EXP)は2023〜2024年にリリースされた比較的新しい機能で、楽天市場だけでは届かないユーザーにリーチできます。
RPP広告(検索連動型広告)
楽天広告の中で最も基本的で、最初に始めるべき広告です。RPP広告の基本については楽天RPP広告の仕組みと初心者向け運用方法でも詳しく解説しています。
仕組み
お客様が楽天市場で検索したキーワードに連動して、検索結果の上位に商品を表示するリスティング広告です。Googleのリスティング広告やAmazonのスポンサープロダクト広告と同じ仕組みで、クリックされた時だけ費用が発生します。
表示場所
- PC:検索結果の上位3〜5枠
- スマホ/アプリ:検索結果の上位5〜7枠
- 「PR」マーク付きで表示
費用
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 最低月予算 | 5,000円 |
| 商品CPC | 10円〜(全キーワード対象。上限10,000円) |
| キーワード指定CPC | 40円〜(特定キーワードに個別入札) |
楽天のAIが10円〜上限値の間で自動最適化してくれるため、初心者でも効率的に運用できます。
ターゲティング
2種類の入札方法があります。
- 商品CPC:1つのCPCを設定すると、全キーワードに対して自動で配信
- キーワード指定CPC:特定のキーワードに対して個別にCPCを設定
初心者は商品CPCから始めて、データが溜まったら効果の高いキーワードにキーワード指定CPCを設定する流れがおすすめです。
RPP広告の詳しい運用方法はRPP広告のアルゴリズムと表示ロジック解説の記事で解説しています。
CPA広告(効果保証型広告)
売上が発生した時だけ費用がかかる完全成果報酬型の広告です。リスクゼロで始められます。
仕組み
RMSに登録された商品の中から、楽天のアルゴリズムが自動で広告を配信します。広告経由で売上が発生した場合のみ、売上の20%が広告費として課金されます。
費用
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 初期費用 | 0円 |
| 月額固定費 | 0円 |
| 広告費 | 売上の20%(売上発生時のみ) |
| ROAS | 構造的に500%保証(1÷0.2=5倍) |
売上が発生しなければ費用は一切かかりません。ROAS 500%が構造的に保証されているため、「広告で赤字になる」リスクがありません。
注意点
- 配信する商品・ユーザー・配信面は楽天が自動で決定。店舗側でコントロールできない
- クリック後720時間(30日間)以内の購入が課金対象
- 利益率が20%以下の商品は、広告費で利益が消える可能性がある
表示場所
- ジャンルTOPページ
- 特集・イベントTOP(スーパーSALE、季節特集等)
- 楽天グループ外部サイト
クーポンアドバンス広告
クーポン付きの広告を、購買意欲の高いユーザーに自動配信する広告です。楽天スーパーSALE・お買い物マラソンの攻略記事でも、クーポンアドバンスの効果的な活用法を紹介しています。
仕組み
楽天の購買データ・閲覧データに基づき、興味がありそうなユーザーに自動でクーポン付き広告を表示します。お客様にとっては「自分だけに届いたお得なクーポン」に見えるため、転換率が高いのが特徴です。
費用
2つのコストが発生します。
| 費用項目 | 金額 |
|---|---|
| クーポン獲得費用(CPC) | 25円〜1,000円/クリック(入札制) |
| クーポン値引き負担 | 商品価格の4%〜(店舗が設定) |
| 最低月予算 | 5,000円 |
クーポン値引き分はクーポンが使用されて購入が成立した場合のみ発生します。
表示場所
- 検索結果最上部「クーポンが使えるおすすめ商品」枠
- 楽天市場TOPページ「あなたにおすすめのクーポン」枠
- ジャンルTOPページ
- アプリプッシュ通知
- 楽天外部提携サイト
TDA広告(ターゲティングディスプレイ広告)
楽天の豊富な会員データを活用して、特定のユーザーにバナー広告を表示する広告です。
仕組み
楽天は国内最大級のEC会員データを保有しています。TDA広告では、このデータを使って「30代女性・美容商品を頻繁に購入」などの詳細なセグメントを設定してバナー広告を配信できます。
ターゲティング(セグメント)
| セグメント | 設定例 |
|---|---|
| デモグラフィック | 性別、年齢、居住エリア |
| 閲覧履歴 | 特定ジャンルの商品を閲覧したユーザー |
| 購入履歴 | 特定ジャンルの商品を購入したユーザー |
| 購入回数 | リピーター or 新規 |
| 会員ランク | ダイヤモンド・プラチナ等 |
| 自店舗来訪 | 自店舗を訪れたことがあるユーザー |
| インタレスト | 興味関心カテゴリ |
費用
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 最低月予算 | 50,000円 |
| 課金方式 | vCPM(バナーの50%以上が1秒以上表示で課金) |
| 基準単価 | 0.75円/vimp(0.05円刻みで入札強化可能) |
RPP広告との使い分け
- RPP = 「今、商品を探しているユーザー」に表示 → 刈り取り型
- TDA = 「まだ探していないが興味がありそうなユーザー」に表示 → 認知拡大型
売上直結ならRPP、ブランド認知・新規獲得ならTDAです。
RPP-EXP(Google検索への拡張)
RPP広告を楽天市場の外(Google検索結果)にも配信する機能です。2024年5月リリース。
仕組み
楽天のデータとAIを活用し、Google検索結果の「ショッピング」タブや「画像」タブに楽天市場の商品広告を表示します。配信面・日時・ユーザーに応じてCPCや予算配分を自動最適化します。
費用
- RPP広告と共通の予算枠で運用(追加予算不要)
- CPC:10円〜
- 月額5,000円〜
メリット
- 楽天市場を普段使わないユーザーにもリーチ可能
- Google検索からの新規顧客を獲得できる
- 既存のRPP設定を流用でき、追加の手間が少ない
RPP-EXP広告の詳しい解説はRPP-EXP広告でGoogle検索から新規顧客を獲得する方法の記事をご参照ください。
TDA-EXP(Facebook/Instagramへの拡張)
TDA広告をFacebook・Instagramにも配信する機能です。2023年11月リリース。
仕組み
RMSに登録された商品画像・コピーからクリエイティブを自動生成し、Meta社のFacebook・Instagramに配信します。バナー画像を自作する必要がありません。
費用
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 最低月予算 | 50,000円 |
| 配信単価 | 0.75円〜10.00円/表示 |
| 日次予算(クリック重視) | 3,000円/日〜 |
| 日次予算(ROAS重視) | 6,000円/日〜 |
メリット
- 楽天を利用しないSNSユーザーにリーチ可能
- クリエイティブ自動生成で制作コストゼロ
- 楽天の購買データとSNSの行動データを掛け合わせた高精度ターゲティング
楽天広告の費用比較
月予算別のおすすめ
| 月予算 | おすすめ広告 | 理由 |
|---|---|---|
| 5,000円〜 | RPP広告のみ | 最低予算で始められ、最も費用対効果が高い |
| 1〜3万円 | RPP + CPA | RPPで主力商品を露出し、CPAでリスクゼロの追加配信 |
| 3〜5万円 | RPP + CPA + クーポンアドバンス | クーポンで転換率UP |
| 5〜10万円 | RPP + CPA + クーポン + TDA | TDAで認知拡大もカバー |
| 10万円〜 | 全種類 | RPP-EXP・TDA-EXPで楽天外にもリーチ |
「最初の1ヶ月」の予算配分例(月3万円)
| 広告 | 金額 | 配分 | 役割 |
|---|---|---|---|
| RPP広告 | 20,000円 | 67% | 検索上位表示でクリック獲得 |
| CPA広告 | 0円(成果発生時のみ) | 0% | リスクゼロの補完配信 |
| クーポンアドバンス | 10,000円 | 33% | クーポンで転換率UP |
どの広告から始めるべきか?ステップガイド
ステップ1: RPP広告から始める
まずはRPP広告を月5,000〜10,000円で始めます。商品CPCを10円に設定し、2〜4週間データを蓄積。どのキーワードでクリック・購入が発生しているかを把握します。
ステップ2: CPA広告を追加する
RPPのデータが溜まったら、CPA広告を有効化します。初期費用ゼロ・売上の20%の成果報酬なので、利益率20%以上の商品であればリスクなく始められます。
ステップ3: クーポンアドバンスでCVR改善
RPP + CPAで安定した売上が出てきたら、クーポンアドバンスを追加。クーポン付き広告は転換率が高いため、スーパーSALEやお買い物マラソンの前に仕込むと効果的です。
ステップ4: TDA・EXP系で拡大
月予算が5万円を超えたら、TDA広告で認知拡大。さらにRPP-EXP(Google)・TDA-EXP(Facebook/Instagram)で楽天外からの新規顧客獲得を狙います。
楽天RPP広告のキーワード設定方法はRPPキーワード設定ガイドの記事で解説しています。
まとめ:楽天広告は「RPPから始めて段階的に拡大」が王道
楽天市場の広告は6種類ありますが、初心者がまず始めるべきはRPP広告です。
本記事のポイント:
- 6種類の広告:RPP→CPA→クーポンアドバンス→TDA→RPP-EXP→TDA-EXPの順で段階的に
- 最低予算:RPPなら月5,000円から。CPAなら0円(成果報酬のみ)
- 楽天外への拡張:RPP-EXP(Google)・TDA-EXP(Facebook/Instagram)で楽天外のユーザーにもリーチ
- 月予算別のおすすめ:5,000円→RPPのみ、3万円→RPP+CPA+クーポン、10万円→全種類
楽天市場の広告運用でお悩みの方は、funnel株式会社にご相談ください。
無料相談はこちら →出典・参考
- 楽天メーカーソリューションナビ — RPP広告・TDA広告の仕様・表示場所(maker-showroom.rakuten.co.jp)
- 楽天広告ナレッジ — CPA広告の仕組みと仕様(adsales.rakuten.co.jp)
※楽天市場の広告詳細はRMS(店舗管理システム)ログイン後に確認可能です。本記事は2026年4月時点の公開情報に基づいています。費用・仕様は変更される場合があります。