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Amazonスポンサーディスプレイ広告(SD広告)とは?ターゲティング・設定方法・活用戦略を徹底解説【2026年最新】

Amazonスポンサーディスプレイ広告(SD広告)とは?ターゲティング・設定方法・活用戦略

「スポンサープロダクト広告とスポンサーブランド広告は使っているけど、スポンサーディスプレイ広告はどう使えばいいかわからない」——そんなAmazon出品者は多いのではないでしょうか。。Amazon広告全体の解説はAmazon広告の完全ガイドをご覧ください。

スポンサーディスプレイ広告(SD広告)は、Amazonの3種類のスポンサー広告の中で唯一、Amazon外のウェブサイトやアプリにも配信できる広告フォーマットです。商品ページを閲覧したが購入しなかったユーザーへのリターゲティングや、特定の興味・関心を持つユーザーへのオーディエンスターゲティングなど、購買ファネルの中〜上部をカバーできます。本記事では、ターゲティングの種類、設定手順、課金方式、SP/SB広告との使い分けまで徹底解説します。

スポンサーディスプレイ広告とは?

SD広告の定義

スポンサーディスプレイ広告(Sponsored Display)は、Amazon内の商品詳細ページやカテゴリページ、さらにAmazon外のウェブサイトやアプリにもディスプレイ広告を配信できるセルフサービス型の広告です。スポンサープロダクト広告スポンサーブランド広告が「検索結果」に表示されるのに対し、SD広告は検索していないユーザーにもリーチできるのが最大の特徴です。

利用条件

項目 内容
アカウント大口出品者(プロフェッショナルセリングプラン)
ブランド登録推奨(必須ではない)
課金方式CPC(クリック課金)またはvCPM(ビューアブルインプレッション課金)
最低予算1日あたり100円〜
クリエイティブ自動生成+カスタム(ロゴ・見出し・画像)

SP/SB/SD広告の比較

項目 SP広告 SB広告 SD広告
配信面検索結果・商品ページ検索結果上部商品ページ・Amazon外
Amazon外不可不可可能
リターゲティング不可不可可能
主な目的購入促進ブランド認知リターゲ+認知

SD広告の配信面

Amazon内の配信面

  • 商品詳細ページ ── 競合商品や関連商品のページに表示
  • カテゴリページ ── カテゴリ検索結果に表示
  • カスタマーレビューページ ── レビュー閲覧中のユーザーにリーチ
  • 検索結果ページ ── 検索結果の横・下部に表示

Amazon外の配信面

Twitch、IMDb、サードパーティサイト・アプリにも配信されます。Amazon DSPと似ていますが、SD広告はセルフサービスで少額から始められる点がDSPとの違いです。

スポンサーディスプレイ広告のターゲティング全体像

ターゲティングの種類と使い分け

1. 商品ターゲティング(コンテキストターゲティング)

特定の商品やカテゴリに関連するページに広告を表示します。競合商品のASINを指定してその商品ページに自社広告を表示したり、特定カテゴリ全体をターゲットにできます。ブランド・価格帯・レビュー評価でさらに絞り込みも可能です。

2. オーディエンスターゲティング

ユーザーの行動や興味に基づいてターゲティングします。

  • 閲覧リマーケティング ── 自社商品を閲覧したが購入しなかったユーザーにリーチ。ルックバック期間:7/14/30日
  • 購入リマーケティング ── 自社商品を過去に購入したユーザーにリーチ。クロスセル・リピート促進に有効。ルックバック期間:7/14/30/60/90日
  • Amazonオーディエンス ── ライフスタイル(「健康志向」等)、興味・関心(「ランニング」等)、ライフイベント(「引越し」等)、インマーケット(積極的に購入検討中のユーザー)

ターゲティングの使い分け

目的 おすすめのターゲティング
競合からの奪取商品ターゲティング(競合ASIN指定)
カート放棄の回収閲覧リマーケティング
リピート促進購入リマーケティング
新規認知拡大Amazonオーディエンス(ライフスタイル・興味関心)
クロスセル商品ターゲティング(自社ASIN指定)

設定手順(5ステップ)

ステップ1: キャンペーンの作成

セラーセントラルにログインし、「広告」→「キャンペーンマネージャー」→「キャンペーンを作成する」→「スポンサーディスプレイ広告」を選択します。

ステップ2: キャンペーン設定

キャンペーン名は管理しやすい命名規則(例:SD_リタゲ_カテゴリ_日付)で設定。1日の予算は最低100円〜ですが、500〜2,000円/日で開始するのがおすすめです。

ステップ3: ターゲティングの選択

商品ターゲティングまたはオーディエンスターゲティングを選択。初めての場合は閲覧リマーケティングから始めるのがおすすめです(最もCVRが高い傾向)。

ステップ4: 入札と最適化の設定

入札最適化は「リーチ」「ページ訪問」「コンバージョン」から目的に応じて選択。課金方式はCPC(クリック課金)またはvCPM(1,000回表示あたり課金)。「コンバージョン」最適化+CPC課金が初心者におすすめです。

ステップ5: クリエイティブの設定

自動生成クリエイティブは商品画像・タイトル・価格から自動で広告を生成します。ブランド登録者はカスタムクリエイティブ(ロゴ400×400px以上、見出し全角25文字以内、画像1200×628px以上)も利用可能で、CTRが大幅に改善します。

課金方式と費用の目安

CPC vs vCPM

課金方式 内容 向いているケース
CPCクリックされた時のみ課金購入促進・リターゲティング
vCPM1,000回表示あたり課金認知拡大・ブランディング

ターゲティング別の費用目安

ターゲティング CPC相場 vCPM相場
閲覧リマーケティング20〜80円100〜400円
購入リマーケティング30〜100円150〜500円
商品ターゲティング20〜70円80〜300円
Amazonオーディエンス15〜60円60〜250円

※カテゴリ・競合状況・時期により大きく変動します。

効果測定と最適化のコツ

確認すべき主要指標

指標 意味 目安
CTRクリック率0.2〜0.8%(SP広告より低め)
DPVR商品詳細ページ閲覧率SD広告特有の重要指標
ACoS広告費 ÷ 広告売上20〜35%が標準
新規顧客過去12ヶ月で初購入の割合新規獲得への貢献度

SD広告特有の「DPVR」指標

DPVR(Detail Page View Rate)は、広告を見たユーザーが商品詳細ページを閲覧した割合です。SD広告は直接購入よりも認知→検討のフェーズで効果を発揮するため、ACoSだけでなくDPVRも重要な評価指標です。

最適化のコツ

  • ルックバック期間の調整 ── 短いほどCVR高、長いほどリーチ広。目的に応じて使い分け
  • 入札最適化の切り替え ── 認知→「リーチ」、購入促進→「コンバージョン」
  • カスタムクリエイティブの活用 ── 自動生成より大幅にCTR改善
  • 除外商品の設定 ── 無駄な配信を排除して効率改善

注意点

1. ACoSはSP広告より高くなりやすい

SD広告はファネルの中〜上部(認知・検討)をカバーするため、直接購入までの距離が遠く、ACoSはSP広告より高くなる傾向があります。ACoSだけで判断せず、DPVRやブランド新規顧客指標も含めて総合的に評価しましょう。

2. SP/SB広告との併用が前提

SD広告単体で運用するのではなく、SP広告(購入促進)、SB広告(ブランド認知)と併用してファネル全体をカバーするのが効果的です。Pacvueを使えばSP/SB/SD広告を統合管理し、AIが自動で入札を最適化できます。

3. Amazon外配信のコントロール

SD広告はAmazon外にも自動配信されますが、配信先の細かいコントロールは難しい場合があります。より精密なAmazon外配信が必要な場合はAmazon DSPの利用を検討しましょう。

4. クリエイティブの重要性

自動生成クリエイティブだけでなく、カスタムクリエイティブを活用することでCTRが大幅に改善します。ブランド登録がまだの方は、まずブランド登録を完了させましょう。

出典・参考

  • Amazon Ads — スポンサーディスプレイ広告
  • Amazon Ads — SD広告完全ガイド
  • Amazon Ads — ターゲティング機能・配信面(Twitch・IMDb等)
  • Amazon セラーセントラル — 設定手順・クリエイティブ要件
  • Amazon Ads — 入札最適化(リーチ/ページ訪問/コンバージョン)・DPVR指標

まとめ:SD広告でリターゲティングと認知拡大を実現しよう

スポンサーディスプレイ広告は、Amazon内外に配信できる唯一のスポンサー広告です。

  • Amazon内外に配信でき、リターゲティングも可能な唯一のスポンサー広告
  • 商品ターゲティング+オーディエンスターゲティングで幅広いリーチ
  • 閲覧リマーケティングが最もCVRが高く、初心者におすすめ
  • DPVR(ページ閲覧率)もACoSと並ぶ重要指標
  • SP/SB広告と併用してファネル全体をカバー

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