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Amazonストアページ(ブランドストア)の作り方|売上を伸ばすデザインと活用術【2026年版】
「Amazonに出品しているが、ストアページを作っていない」「ストアページがあるが更新しておらず放置している」「スポンサーブランド広告のリンク先をどこにすればいいかわからない」――そんな悩みを持つ出品者は少なくありません。
本記事では、Amazonストアページ(ブランドストア)の作り方を5ステップで解説し、売上を伸ばすためのデザインのコツや集客方法、効果測定まで網羅的にお伝えします。
この記事の結論
- ストアページはブランド登録済みの出品者なら無料で作成でき、SB広告の遷移先として設定すると広告効率が向上する
- トップページ+カテゴリ別サブページの構成で回遊率を上げ、指名買いにつなげる
- Store Insightsで訪問者数・滞在時間・売上/訪問者を定期的に確認し、ABテストで改善する
目次
Amazonストアページ(ブランドストア)とは?
Amazonストアページ(ブランドストア)とは、Amazonブランド登録を完了した出品者が無料で作成できる、ブランド専用のマルチページショップです。自社の全商品を一か所にまとめ、ブランドの世界観やストーリーを伝えることができます。
通常の商品ページとの違い
通常の商品ページは1商品=1ページですが、ストアページは複数ページ構成でブランド全体を見せられます。ヘッダー画像・動画・タイル型レイアウトを自由に配置でき、他社の広告も表示されません。ブランドの「ホームページ」として機能します。
ストアページを作れる条件(ブランド登録が必須)
ストアページを作成するには、Amazonブランド登録(Brand Registry)を完了している必要があります。ブランド登録には日本の特許庁で商標を取得(または出願中)していることが条件です(Amazonブランド登録の詳細はこちら)。大口出品プランであれば追加費用なしで作成できます。
ストアページを作るメリットは?
ブランド世界観の訴求で指名買いを増やす
ストアページでは画像・動画・テキストを自由にレイアウトできるため、商品スペックだけでは伝わらないブランドの世界観やストーリーを訴求できます。弊社支援のEC事業者では、ストアページのリニューアル後に指名検索(ブランド名での検索)が約1.3倍に増加した事例があります。
スポンサーブランド広告のリンク先に設定できる
スポンサーブランド広告(SB広告)のリンク先としてストアページを設定すると、検索結果の上部にバナー形式で表示されます。個別商品ページに直接飛ばすよりも、ストアTOPに誘導することでカテゴリ全体の閲覧を促し、複数商品の購入につなげられます。
Store Insightsでユーザー行動を分析できる
ストアページにはAmazon公式の分析ツール「Store Insights」が付属しています。訪問者数・ページビュー・滞在時間・売上をページ単位で確認できるため、どのカテゴリが人気か、どこで離脱しているかを把握し改善に活かせます(Amazon Ads公式:ストアの作成ガイド)。
ストアページの作成手順(5ステップ)
セラーセントラルから以下の5ステップでストアページを作成します。所要時間は初回で2〜3時間程度です。
ステップ1:ブランドレジストリの完了確認
セラーセントラルにログインし、上部メニュー「ストア」→「Amazonストア」をクリック。ブランド登録済みであれば「ストアを作成」ボタンが表示されます。未登録の場合は先にブランド登録を完了させてください。
ステップ2:ページ構成を決める(トップ+カテゴリ別サブページ)
ストアページは最大3階層まで作成できます。推奨構成は「トップページ+カテゴリ別サブページ2〜5ページ」です。商品数が多い場合はカテゴリを分け、少ない場合は用途別(例:初めての方向け / リピーター向け)で構成します。
ステップ3:タイルとウィジェットの配置
ストアビルダーでは「タイル」と呼ばれるパーツを組み合わせてページを構成します。主なタイルは以下の通りです(Amazon Ads公式:ストアビルダー)。
- ヒーロー画像 ── ページ上部に表示される大型バナー。ブランドロゴとキャッチコピーを配置
- 商品グリッド ── 複数商品を一覧表示。カテゴリページに最適
- 画像付きテキスト ── ブランドストーリーや技術解説に使用
- 動画タイル ── 製品紹介動画やブランドムービーを埋め込み
- ショーケース ── 画像内の各部分にリンクを設定し、ビジュアルで商品を案内
ステップ4:画像・動画素材の準備とアップロード
ストアページで使用する画像には推奨サイズがあります。ヒーロー画像は幅3,000px × 高さ600pxが推奨です。動画は45秒以内、解像度1920×1080pxが目安です。ロゴ画像は400×400px以上で、余白なくトリミングしたものを用意してください。
ステップ5:審査提出と公開
全ページの編集が完了したら「審査に提出」をクリックします。審査は通常24〜72時間で完了します。不承認の場合は具体的な理由が通知されるため、修正して再提出します。よくある不承認理由は「外部サイトへのリンク記載」「根拠のない最上級表現(業界No.1等)」などです。
売れるストアページのデザインのコツは?
ファーストビューで「何のブランドか」を3秒で伝える
訪問者の多くは3秒以内にページを離れるか続けて閲覧するかを判断します。ヒーロー画像にはブランドロゴ+主力商品の使用シーン+キャッチコピーを入れ、「何を売っているブランドか」を即座に伝えましょう。テキストだけのヒーロー画像は離脱率が高くなる傾向があります。
カテゴリ別サブページで回遊率を上げる
トップページだけの1ページ構成より、カテゴリ別に2〜5ページ構成にした方が平均滞在時間が2倍以上になることがAmazonの公式データで示されています。「用途別」「シリーズ別」「価格帯別」など、顧客の選び方に沿った分類が有効です。
モバイルファーストのレイアウト設計
Amazonの購入者の約70%がモバイルデバイスからアクセスしています。ストアビルダーではPC/モバイルの表示をプレビューで確認できます。テキストは大きめに、ボタンはタップしやすいサイズにし、横スクロールが発生しないよう注意してください。
ストアページへの集客方法は?
スポンサーブランド広告(SB)でストアTOPへ誘導
スポンサーブランド広告のランディングページとしてストアTOPを設定するのが最も効率的な集客方法です。検索結果の最上部に表示されるため、ブランド認知と同時にストアへの誘導ができます。弊社が支援する10ブランドの運用実績では、SB広告→ストアページの組み合わせがカテゴリページ直接遷移と比較して平均CVR 15%向上しています。
スポンサーブランド動画(SBV)でサブページへ誘導
動画広告のリンク先を特定のカテゴリページに設定すると、商品への関心が高い状態で遷移するため高CVRが期待できます。「新商品」「セール対象品」などの専用ページを用意し、広告との整合性を保ちましょう。
SNS・メルマガからの外部流入(Amazon Attribution連携)
SNSやメールマガジンからストアページへ誘導する場合、Amazon Attributionを使えば外部流入の効果を正確に測定できます。Attributionタグを付けたURLをSNS投稿やメールに記載し、どのチャネルからどれだけ売上に貢献しているかを可視化しましょう。
Store Insightsの見方と改善サイクル
確認すべき3指標(訪問者数・滞在時間・売上/訪問者)
Store Insightsでは多くの指標が確認できますが、優先的に見るべきは以下の3つです。
| 指標 | 見方 | 改善アクション |
|---|---|---|
| 訪問者数 | ストア全体のトラフィック量 | SB広告の予算増・外部流入強化 |
| 滞在時間 | コンテンツの質・関心度 | 動画追加・カテゴリ分け見直し |
| 売上/訪問者 | ストアのCV効率 | 商品配置・CTA改善 |
ABテストの実施方法(ページ版切り替え)
ストアページには「バージョン管理」機能があり、デザインの異なるページを切り替えてテストできます。2〜4週間単位でバージョンを切り替え、Store Insightsの数値を比較しましょう。テスト項目の例:ヒーロー画像の差し替え、カテゴリ構成の変更、動画ありなしの比較。
よくある質問
Q. ストアページ作成に費用はかかる?
A. 無料です。ブランド登録済みの大口出品者であれば、追加費用なしでストアページを作成・公開できます。ストアビルダーの利用にも月額料金はかかりません。
Q. ブランド登録なしでストアを作る方法はある?
A. ありません。Amazonストアページの作成にはブランド登録が必須条件です。商標を取得していない場合は、まず日本の特許庁に商標出願を行い、その後ブランド登録を申請してください。
Q. ストアページの審査に落ちる原因は?
A. 主な不承認理由は「外部サイトへのリンク記載」「連絡先情報の記載」「根拠のない最上級表現(業界No.1等)」「不鮮明な画像」です。Amazonのコンテンツポリシーを事前に確認し、これらの要素を含めないよう注意してください。
Q. セール時だけストアを変更できる?
A. はい。ストアには「スケジュール公開」機能があり、特定の日時にバージョンを切り替えられます。プライムデーやブラックフライデーに合わせたセール用バージョンを事前に作成し、開始・終了日時を設定すれば自動で切り替わります。
Q. ストアページのURLはどこで確認する?
A. セラーセントラルの「ストア」→「Amazonストア」から確認できます。URLは amazon.co.jp/stores/{ブランド名}/page/{ページID} の形式です。短縮URLの設定はできませんが、Amazon Attributionのタグを付けてSNS等で共有することは可能です。
ストアページの構築・運用もプロに相談
ストアページは作って終わりではなく、定期的な更新とデータに基づく改善が必要です。しかし「日々の運用業務に追われてストアページまで手が回らない」という声をよく耳にします。
funnelでは500社・20年のEC支援実績を活かし、ストアページの設計・制作から広告連携・効果測定まで一貫してサポートしています。
まずは現状のストアページの無料診断から始めてみませんか。
※本記事の情報は2026年6月時点のものです。最終更新:2026年6月19日