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楽天TDA広告完全ガイド|費用・バナー入稿・セグメント設定・運用のコツ

楽天TDA広告完全ガイド 費用・入稿・セグメント設定の解説

「楽天市場でRPP広告は使っているけど、TDA広告はよくわからない」「バナー入稿の手順が複雑で手が出せない」「セグメント設定の選び方がわからず、広告費を無駄にしないか不安」――こうした悩みを抱える楽天出店者は少なくありません。

本記事では、楽天TDA(ターゲティングディスプレイ)広告の仕組み・費用・バナー入稿手順・セグメント設定方法を初心者向けにわかりやすく解説します。RPP広告との使い分けや、検索キーワードターゲティング機能まで網羅しています。

この記事の結論

  • 楽天TDA広告は1キャンペーンあたり最低予算5万円から出稿できるビューアブルインプレッション課金型のディスプレイ広告で、年齢・性別・購入履歴など多彩なセグメントで精密なターゲティングが可能
  • バナーは複数サイズ(1280x200・880x320・400x800・480x360px等)の入稿が求められ、配信開始の10営業日前が入稿期限の目安
  • RPP広告が「検索意図に応える刈り取り型」なのに対し、TDA広告は「認知拡大・新規顧客獲得の種まき型」として併用するのが効果的
楽天TDA広告の出稿フロー 5ステップ キャンペーン登録からセグメント選択・バナー入稿・審査・配信開始

楽天TDA広告とは?

楽天TDA広告(ターゲティングディスプレイ広告)とは、楽天市場内の特定ユーザーセグメントに対してバナー広告を配信できるディスプレイ型の広告メニューです。楽天市場のトップページや検索結果ページ、ジャンルページなどに表示されます。

RPP広告がユーザーの検索キーワードに連動する「検索連動型」であるのに対し、TDA広告はユーザーの属性や行動履歴に基づいて配信する「ターゲティング型」です。年齢・性別・購入履歴・閲覧履歴などのセグメントを活用することで、自社商品に関心の高いユーザーにピンポイントでアプローチできます。

TDA広告の仕組みと掲載面

TDA広告の課金方式はビューアブルインプレッション課金です。バナーの50%以上が画面に1秒以上表示された時点で1インプレッションとしてカウントされます。クリック課金(CPC)ではないため、表示されるだけで費用が発生する点に注意が必要です。

掲載面は楽天市場のPC・スマートフォン両方に対応しており、トップページ・ジャンルページ・検索結果ページ・お気に入りページなど、ユーザーの回遊導線上に幅広く表示されます。

TDA-EXP(外部配信)とは

TDA-EXPは、楽天市場外の提携メディアにもバナー広告を配信できる広告メニューです。通常のTDA広告とは配信面や運用条件が異なります。楽天市場を訪れていない潜在顧客にもリーチできるため、新規顧客の獲得に特に効果的です。詳しい仕組みは楽天RPP-EXP広告の解説記事も参考にしてください。

TDA広告の費用はいくら?

TDA広告は1キャンペーンあたり最低予算5万円から出稿できます。入札単価は1ビューアブルインプレッションあたり0.75円〜10.00円の範囲で設定できます(※最新の単価範囲はRMS管理画面で確認してください)。

項目 内容
課金方式 ビューアブルインプレッション課金(vCPM)
最低キャンペーン予算 50,000円
入札単価 0.75円〜10.00円 / 1ビューアブルインプレッション(※RMSで最新値を確認)
キャンペーン上限 RMSの管理画面で確認
計測方式 ビュースルーコンバージョン(計測期間はRMSで確認)

RPP広告がクリック課金で「クリックされなければ費用ゼロ」なのに対し、TDA広告はインプレッション課金のため表示回数に応じて費用が発生します。予算管理がより重要になるため、最初は最低予算の5万円から始めて効果を検証するのがおすすめです。

RPP広告とTDA広告の違いは?

RPP広告は「検索キーワードに連動して商品を表示する刈り取り型広告」、TDA広告は「ユーザー属性に基づいてバナーを表示する認知拡大型広告」です。両者は競合ではなく、ファネルの異なるフェーズを担う補完関係にあります。

比較項目 TDA広告 RPP広告
広告形式 バナー画像 商品リスティング
課金方式 インプレッション課金 クリック課金(CPC)
最低予算 5万円/キャンペーン 月5,000円
ターゲティング 属性・行動・購入履歴 検索キーワード
主な役割 認知拡大・新規獲得 購入意欲の高い顧客の刈り取り
クリエイティブ バナー画像(複数サイズ) 商品画像+タイトル(自動)

楽天広告の種類一覧でも解説していますが、楽天広告の運用ではRPP広告で「今すぐ買いたい」ユーザーを刈り取りつつ、TDA広告で「まだ知らない」ユーザーに認知を広げる二段構えが理想です。

TDA広告の設定・運用、自社だけで回せていますか?

funnelでは楽天広告の運用代行を通じて、TDA広告のセグメント設計・バナー制作・効果測定まで一括でサポートしています。

TDA広告のセグメント設定方法

TDA広告では、楽天が保有するユーザーデータに基づいた多彩なセグメントを活用して精密なターゲティングが可能です。代表的なセグメントは以下のとおりです(※選択可能なセグメントの最新情報はRMS管理画面で確認してください)。RMS(店舗管理システム)のプロモーションメニューから「ターゲティングディスプレイ広告」を選択し、キャンペーン新規登録画面で設定します。

セグメント 設定内容 活用例
会員登録情報 年齢・性別・会員ランク・居住地 30代女性に化粧品を訴求
閲覧履歴 商品ジャンル別の閲覧状況 家電カテゴリ閲覧者に新商品を表示
購買履歴 ジャンル別購入実績 食品購入者にリピート促進
イベント興味 御中元・敬老の日・母の日など ギフト需要に合わせた季節配信
ユーザー傾向 優良会員・アクティブユーザー 購買力の高い会員に高単価商品
購入頻度 3か月以内の購入回数 ヘビーユーザーにまとめ買い訴求
自店舗データ 自店の来訪・購入・お気に入り カゴ落ちユーザーへの再訴求

セグメントを絞りすぎると配信ボリュームが不足し、広すぎるとターゲティングの精度が下がります。最初は「自店舗の閲覧・購入履歴」と「商品ジャンルの閲覧履歴」の組み合わせから始め、配信データを見ながら徐々に調整するのが効果的です。

検索キーワードターゲティング(2025年新機能)

TDA広告では検索キーワードターゲティング機能が利用可能です。従来の属性・行動セグメントに加え、楽天市場内で特定のキーワードに関連する検索行動をとったユーザーに対してバナーを配信できます(※機能の詳細・利用条件はRMSで確認してください)。

この機能により、RPP広告に近い「検索意図」にもアプローチでき、TDA広告の活用幅が広がっています。楽天RPP広告の仕組みと組み合わせることで、検索面とディスプレイ面の両方でユーザーにアプローチが可能です。

バナー入稿の手順とサイズ規定

TDA広告のバナーは、掲載機会を最大化するために複数サイズの入稿が推奨されています。制作段階で以下のサイズを準備しましょう(※必須サイズの最新情報はRMSの入稿規定で確認してください)。

サイズ 容量上限 主な掲載面
1,280 x 200px 100KB以下 PC・スマホ共通の横長バナー
880 x 320px 100KB以下 スマートフォン向け
400 x 800px 100KB以下 PC向け縦長バナー
480 x 360px 100KB以下 PC向けスクエアに近い形

※上記のサイズ・容量上限・掲載面は一般的に案内される仕様です。最新の入稿規定はRMS管理画面で必ず確認してください。

入稿の手順は以下の通りです。

  • Step 1: キャンペーン登録 ── RMSの「プロモーションメニュー」から新規キャンペーンを作成し、予算・配信期間・入札単価を設定します
  • Step 2: セグメント選択 ── 対象ユーザーのセグメントを選択します
  • Step 3: バナー入稿 ── 4サイズのバナー画像をアップロードし、遷移先URLを指定します
  • Step 4: 審査 ── 楽天による審査を経て、配信が承認されます。配信開始の10営業日前までに入稿する必要があります
  • Step 5: 配信開始 ── 審査通過後、指定した開始日から自動的に配信が始まります

バナー制作時の注意点として、テキスト占有率は30%以下に抑える必要があります。また、配信中のバナー差し替えはできないとされています。バナーを変更したい場合は、現在のキャンペーンを停止し、新しいキャンペーンを作成して別バナーで入稿する方法があります。最初のバナー制作の完成度が重要です。

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TDA広告の効果を最大化する運用のコツ

TDA広告で成果を出すには、セグメントの絞り込み・バナーの訴求力・配信タイミングの3つを最適化することが重要です。以下に実践的なコツをまとめます。

  • セグメントは「狭めに」始める ── 最初から広いセグメントに配信するとROASが下がりやすいため、自店舗の購入履歴や閲覧履歴など、関心度の高いユーザーから始めます
  • 楽天イベントに合わせた配信 ── スーパーSALEやお買い物マラソンの直前にTDA広告で認知を広げ、イベント期間中にRPP広告で刈り取る二段構えが効果的です
  • バナーは「商品ベネフィット」を前面に ── 楽天ユーザーは「お得感」に反応しやすいため、割引率・ポイント還元・送料無料などの具体的な訴求を入れましょう
  • 2週間単位でPDCAを回す ── TDA広告はビュースルーコンバージョンで計測されるため、短期間では正確な効果判定が難しく、最低でも2週間は配信を継続してからデータを評価します
  • ROASの過信に注意する ── TDA広告のROASはビュースルー計測のため、RPP広告のクリックベースのROASより高く出やすい傾向があります。TDA広告単体のROASではなく、店舗全体の売上推移で効果を判断しましょう

弊社が支援する楽天出店クライアントでは、RPP広告とTDA広告を併用した結果、RPP広告単体の運用時と比較して月間売上が向上した事例があります(※商材・配信設定・時期により効果は異なります)。TDA広告で新規顧客を獲得し、リピート購入をRPP広告とクーポン施策で促進する流れが有効です。

よくある質問

Q. 楽天TDA広告の最低予算はいくらですか?

A. 楽天TDA広告は1キャンペーンあたり最低予算50,000円から出稿できます。入札単価は1ビューアブルインプレッションあたり0.75円〜10.00円の範囲で設定できます(最新の単価範囲はRMSで確認してください)。

Q. TDA広告のバナーサイズは何種類必要ですか?

A. TDA広告のバナーは複数サイズ(1280x200px・880x320px・400x800px・480x360px等)の入稿が推奨されています。各サイズの容量上限やテキスト占有率のルールはRMSの入稿規定で確認してください。

Q. TDA広告とRPP広告はどちらを優先すべきですか?

A. まずRPP広告で購入意欲の高いユーザーからの売上を確保し、RPP広告が安定したらTDA広告を追加するのが推奨の順序です。RPP広告は月5,000円から始められるためリスクが低く、TDA広告は1キャンペーンあたり最低50,000円の予算設定が必要です。

Q. TDA広告の審査にはどれくらいかかりますか?

A. TDA広告のバナー入稿は、配信開始日の10営業日前までが入稿期限の目安です。審査の所要日数は時期や修正の有無によって変動するため、余裕をもって2〜3週間前から準備するのが安全です。

Q. TDA広告の配信中にバナーを変更できますか?

A. TDA広告は配信中のバナー差し替えができないとされています。バナーを変更する場合は、キャンペーンを停止し新規キャンペーンを作成して別バナーで入稿します。ABテストを行いたい場合は、同時期に2つのキャンペーンを並行して配信する方法があります。

Q. TDA広告のROASが異常に高く出るのはなぜですか?

A. TDA広告はビュースルーコンバージョン方式で計測されるため、バナーが表示されただけのユーザーが後日購入した場合もTDA広告の成果としてカウントされます。実際には楽天内の検索やお気に入りからの購入が含まれている可能性があるため、TDA広告単体のROASではなく、店舗全体の売上推移と合わせて効果を判断することが重要です。

楽天広告の運用でお悩みならfunnelへ

TDA広告はバナー制作・セグメント設計・入稿スケジュール管理など、RPP広告と比べて運用の手間が多い広告メニューです。効果を最大化するには、配信データの分析とバナーの改善を継続的に行う必要があります。

funnelでは、楽天広告の運用代行を通じて複数のEC事業者様の売上改善を支援してきました。TDA広告の戦略設計からバナー制作・入稿・効果測定まで、一気通貫でサポートいたします。

こんな方におすすめです:

  • TDA広告を始めたいが、バナー制作やセグメント設定の手順がわからない
  • RPP広告は運用しているが、TDA広告を追加して売上をさらに伸ばしたい
  • TDA広告を配信しているが、ROASの評価方法や改善の進め方がわからない
  • 社内に楽天広告の専任担当がおらず、運用リソースが不足している

まずは無料の資料で、楽天広告運用の具体的なサポート内容と費用感をご確認ください。フォーム入力は1分で完了し、営業電話は一切ありません。下記フォームからすぐに資料をダウンロードいただけます。

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※本記事の情報は2026年8月時点のものです。最終更新:2026年8月5日