Amazon広告の種類一覧|SP・SB・SD・DSP・AMC・Sponsored TVの特徴と費用を比較【2026年版】...
Amazon広告の種類一覧|SP・SB・SD・DSPの特徴と使い分け【2026年最新】
Amazon広告を始めたいが「種類が多くてどれを選べばいいかわからない」「SP広告・SB広告・SD広告・DSPの違いが整理できない」「自社の予算でどの広告を使うべきか判断できない」──こうした悩みを持つEC事業者は少なくありません。
本記事では、Amazon広告の4種類(スポンサープロダクト・スポンサーブランド・スポンサーディスプレイ・DSP)について、特徴・費用・ターゲティング・配信面の違いを比較表付きで解説します。予算別の推奨プランと始め方の3ステップも紹介するので、自社に最適な広告戦略を組み立てられます。
この記事の結論
- Amazon広告はSP広告・SB広告・SD広告・DSPの4種類があり、それぞれ配信面・ターゲティング・課金方式が異なる
- 月予算3〜5万円ならSP広告一択、15万円以上なら3種類以上の組み合わせが費用対効果を最大化する
- 初心者はSP広告のオートターゲティングから始め、データ蓄積後にSB・SD・DSPへ段階的に拡張するのが最も効率的
Amazon広告とは?4つの種類と全体像
Amazon広告とは、Amazon内外の購買意欲の高いユーザーに商品をアピールするための広告プラットフォームです。Amazonが保有する膨大な購買データを活用したターゲティングが最大の特徴で、検索行動や閲覧履歴に基づいて広告を配信できます。
Amazon広告には大きく分けて4つの種類があります。セラー・ベンダー向けの「スポンサー広告」3種類(SP・SB・SD)と、ブランド・代理店向けの「Amazon DSP」です。Amazon Ads公式(日本)では、広告の出稿方法やベストプラクティスが公開されています。
それぞれの広告は配信面・ターゲティング方法・課金方式・利用条件が異なるため、自社の目的と予算に合わせて使い分けることが重要です。以下のセクションで、4種類の広告を詳しく比較します。
Amazon広告4種類の比較表
Amazon広告4種類の主な違いは、配信面・課金方式・最低予算・利用条件の4点です。以下の比較表で全体像を把握してください。
| 比較項目 | SP広告 | SB広告 | SD広告 | DSP |
|---|---|---|---|---|
| 正式名称 | スポンサープロダクト広告 | スポンサーブランド広告 | スポンサーディスプレイ広告 | Amazon DSP |
| 配信面 | 検索結果・商品詳細ページ | 検索結果上部(ブランドロゴ付き) | Amazon内外のディスプレイ枠 | Amazon内外・動画・音声 |
| 課金方式 | CPC(クリック課金) | CPC | CPC / vCPM | CPM(インプレッション課金) |
| 最低予算目安 | 日予算1,000円〜 | 日予算1,000円〜 | 日予算1,000円〜 | 月50万円〜(目安) |
| 利用条件 | 大口出品プラン | 大口出品+ブランド登録 | 大口出品+ブランド登録 | 代理店経由 or Amazon直接契約 |
| 主な目的 | 売上直結・新規獲得 | ブランド認知・検索シェア | リターゲティング・認知 | 認知拡大・オフAmazon集客 |
| 難易度 | 初心者向け | 中級者向け | 中級者向け | 上級者・代理店向け |
スポンサープロダクト広告(SP広告)の特徴は?
スポンサープロダクト広告(SP広告)は、Amazon検索結果や商品詳細ページに表示されるクリック課金型の広告です。Amazon広告の中で最も利用者が多く、広告初心者が最初に始めるべき広告タイプです。
SP広告が最も売上に直結しやすい理由は、購入意欲の高い検索ユーザーに対して商品を表示できるためです。ユーザーが「プロテイン おすすめ」と検索した際に、検索結果の上部や中間に自社商品を表示できます。
Amazonセラーセントラル公式ヘルプによると、SP広告の平均CPC(クリック単価)は日本市場で50〜150円程度です。大口出品プラン(月額4,900円+税)に加入していれば、ブランド登録なしでも出稿できます。
SP広告のターゲティング方法
SP広告にはオートターゲティングとマニュアルターゲティングの2つのターゲティング方法があります。
- オートターゲティング ── Amazonのアルゴリズムが商品情報を分析し、関連性の高い検索語句や商品ページに自動で広告を配信します。データ収集に最適で、まずはここから始めるのが定石です
- マニュアルターゲティング(キーワード) ── 入札するキーワードを自分で指定します。オートで成果の出たキーワードを移行して効率化するのが一般的です
- マニュアルターゲティング(商品) ── 競合商品のASINやカテゴリーを指定して、その商品ページに広告を表示します。競合からのシェア獲得に有効です
SP広告の詳しい設定方法やキーワード選定のコツは、Amazonスポンサープロダクト広告(SP広告)完全ガイドで解説しています。
スポンサーブランド広告(SB広告)の特徴は?
スポンサーブランド広告(SB広告)は、検索結果ページの最上部にブランドロゴ・カスタム見出し・複数商品を表示できる広告です。ブランド認知の向上と検索結果の占有面積の拡大に効果的です。
SB広告の最大の特徴は、検索結果ページで最も目立つ位置に表示されることです。ロゴ・見出し・最大3商品を一度に見せられるため、ブランドの世界観を伝えながら複数商品を訴求できます。利用にはAmazonブランド登録(Brand Registry)が必要です。
SB広告の3つのフォーマット
- 商品コレクション ── ブランドロゴ+カスタム見出し+最大3商品を表示。クリック先はストアページまたは商品一覧。最もスタンダードな形式です
- ストアスポットライト ── ストアページのサブページ(カテゴリ別など)を最大3つ訴求。ストアページへの誘導に特化した形式です
- 動画広告 ── 検索結果内にオートプレイ動画を表示。商品の使い方やベネフィットを視覚的に伝えられ、CTR(クリック率)がテキスト広告より高い傾向にあります
SB広告の詳細な設定手順やクリエイティブのコツは、Amazonスポンサーブランド広告(SB広告)完全ガイドをご覧ください。
スポンサーディスプレイ広告(SD広告)の特徴は?
スポンサーディスプレイ広告(SD広告)は、Amazon内の商品詳細ページやトップページ、さらにAmazon外部のウェブサイトやアプリにもディスプレイ形式で配信できる広告です。リターゲティング(商品を閲覧したが購入しなかったユーザーへの再アプローチ)が最大の強みです。
SD広告が他のスポンサー広告と異なるのは、Amazonの外部サイトにも配信できる点です。Amazon内で商品を閲覧したユーザーが別のウェブサイトを見ているときにも広告を表示でき、購買の検討段階にあるユーザーを逃さず追客できます。
課金方式はCPC(クリック課金)とvCPM(ビューアブルインプレッション課金)の2つから選択可能です。認知目的ならvCPM、購入促進目的ならCPCが適しています。
SD広告のターゲティング設定や活用戦略の詳細は、Amazonスポンサーディスプレイ広告(SD広告)完全ガイドで解説しています。
Amazon広告の運用、まだ手動で調整していませんか?
SP・SB・SD・DSPの4種類を最適に運用するには、入札調整・予算配分・キーワード管理を日々行う必要があります。AIツール「Pacvue(パクビュー)」なら、広告運用の自動化でACoSを平均25%改善。まずは資料で詳細をご確認ください。
Amazon DSPの特徴は?
Amazon DSP(Demand-Side Platform)は、Amazonが保有する購買データを活用してAmazon内外の広告枠にプログラマティックに配信できるディスプレイ広告プラットフォームです。スポンサー広告とは異なり、Amazonに出品していないブランドでも利用できます。
Amazon DSPの最大の特徴は、Amazonの購買・閲覧データに基づくオーディエンスターゲティングです。「過去30日以内にプロテインを購入したユーザー」「健康食品カテゴリを閲覧したが未購入のユーザー」など、購買行動に基づいた精密なセグメントを作成できます。
配信フォーマットはディスプレイバナー・動画広告・音声広告(Amazon Music等)と多岐にわたります。月額予算は代理店経由で50万円〜が目安です。詳しくはAmazon DSP完全ガイドをご覧ください。
この記事を読んだ方へのおすすめ
-
Amazon広告の費用はいくら?料金体系・CPC相場・予算設定のコツを徹底解説
広告種類ごとの料金体系と、予算を無駄にしない設定方法を詳しく解説
-
Amazon広告運用のコツ完全ガイド|成果を出す7つの実践ポイント
広告タイプ選定後の運用最適化ノウハウを7つのポイントに凝縮
-
Amazon広告のCPC高騰はなぜ起こる?原因と5つの対策
CPC(クリック単価)が上昇する原因とコスト最適化の具体的な手法
どの広告から始めるべき?目的別・予算別の選び方
Amazon広告の最適な組み合わせは、広告の目的と月間予算によって決まります。以下の2つの表で、自社に合った広告戦略を選べます。
目的別の使い分けガイド
| 目的 | 推奨広告 | 理由 |
|---|---|---|
| 売上を今すぐ上げたい | SP広告 | 購入意欲の高い検索ユーザーに直接アプローチ |
| ブランド認知を高めたい | SB広告 + DSP | 検索結果でロゴを目立たせ、外部サイトでも認知を拡大 |
| 離脱ユーザーを呼び戻したい | SD広告 | 商品閲覧済みユーザーへのリターゲティングが可能 |
| 新商品をローンチしたい | SP→SBの順 | SPで初動の販売実績を作り、SBでブランド訴求を追加 |
予算別の推奨プラン
| 月間予算 | 推奨広告 | 配分目安 |
|---|---|---|
| 3〜5万円 | SP広告のみ | SP 100%。まずオートターゲティングで検索語句データを蓄積 |
| 5〜15万円 | SP + SB | SP 70% / SB 30%。ブランド登録済みならSBでロゴ露出を追加 |
| 15〜30万円 | SP + SB + SD | SP 50% / SB 30% / SD 20%。SDのリターゲティングでCVR向上 |
| 30万円以上 | 全4種 | SP 40% / SB 25% / SD 15% / DSP 20%。ファネル全体をカバー |
弊社funnelの支援事例では、月予算10万円の食品メーカーがSP広告のみからSP+SBの2種類に拡張したことで、広告経由売上が2か月で1.4倍に増加した実績があります。SBのブランド検索連動効果がSPの転換率も引き上げた好例です。
Amazon広告の始め方3ステップ
Amazon広告は、セラーセントラルのアカウントがあれば3ステップで出稿を開始できます。以下の手順に沿って進めれば、初めてでも迷わず設定できます。
ステップ1:大口出品プランに加入する
Amazon広告を出稿するには、大口出品プラン(月額4,900円+税)への加入が必須です。小口出品プランでは広告機能を利用できません。セラーセントラルの「出品用アカウント情報」から変更できます。
ステップ2:SP広告をオートターゲティングで開始する
セラーセントラルの「広告」→「キャンペーンマネージャー」→「キャンペーンを作成」から、スポンサープロダクト広告を選択します。ターゲティングはオートターゲティングを選び、日予算1,000〜3,000円、入札額はデフォルトの推奨値で開始するのがおすすめです。
ステップ3:データを分析してマニュアルターゲティングに移行する
2〜4週間のデータが蓄積されたら、「検索用語レポート」でコンバージョンの高いキーワードを特定します。成果の出たキーワードをマニュアルキャンペーンに移行し、入札額を個別に最適化します。ACoS(広告費売上高比率)の計算方法と目安はAmazon ACoS完全ガイドで詳しく解説しています。
よくある質問
Q. Amazon広告の費用はいくらかかる?
A. Amazon広告のスポンサー広告(SP・SB・SD)は日予算1,000円から出稿可能で、初期費用や固定費はかかりません。CPC(クリック課金)のため、広告がクリックされない限り費用は発生しません。日本市場の平均CPCは50〜150円程度です。Amazon DSPはCPM課金で、月額50万円〜が目安です。
Q. Amazon広告は個人でも出せる?
A. Amazon広告は個人でも出稿できます。大口出品プラン(月額4,900円+税)に加入していれば、スポンサープロダクト広告(SP広告)を利用可能です。法人・個人事業主の区別はありません。スポンサーブランド広告とスポンサーディスプレイ広告はAmazonブランド登録が追加で必要です。
Q. Amazon広告のACoSとは何のこと?
A. ACoS(Advertising Cost of Sales)は「広告費÷広告経由売上×100」で算出される、Amazon広告の費用対効果を測る指標です。ACoSが20%なら、売上100円に対して広告費20円を使ったことになります。一般的にACoS 20〜30%が適正範囲とされますが、カテゴリやフェーズにより目安は異なります。
Q. 4種類のうちどの広告から始めるべき?
A. Amazon広告はスポンサープロダクト広告(SP広告)のオートターゲティングから始めるのが最も効率的です。SP広告は設定が簡単で、少額から開始でき、売上に直結しやすい広告タイプです。2〜4週間のデータ蓄積後、成果の出たキーワードでマニュアルキャンペーンを追加し、予算に余裕があればSB広告やSD広告へ拡張するのが定石です。
Q. Amazon広告とGoogle広告の違いは?
A. Amazon広告とGoogle広告の最大の違いはユーザーの購買意欲の高さです。Amazonで検索するユーザーは「商品を買いたい」という明確な意図を持っており、Google検索の「情報を調べたい」ユーザーよりもコンバージョン率が高い傾向にあります。Amazon広告の平均CVR(転換率)は約5〜10%程度で、Google広告のEコマース平均CVR(約2〜3%)を上回る傾向にあります。
Q. Amazon広告の効果が出るまでの期間は?
A. Amazon広告で効果を実感できるまでの期間は、一般的に2〜4週間です。最初の1〜2週間はオートターゲティングでデータを収集するフェーズで、3〜4週目以降にマニュアルターゲティングへの移行やキーワードの最適化を行うことでACoSが改善していきます。安定した運用体制が整うまでには2〜3か月を見込むのが現実的です。
Amazon広告の運用でお悩みなら
Amazon広告は4種類の特性を理解し、自社の予算と目的に合った組み合わせを選ぶことが成果の分かれ目です。
funnelでは、Amazon広告の運用代行を通じて多くのEC事業者の売上改善を支援してきました。AI自動入札ツールPacvueと広告運用の専門知識を組み合わせた「ハイブリッド運用」で、ACoS改善と売上拡大の両立を実現しています。
こんな方におすすめです:
- Amazon広告を始めたいが、どの種類から手をつけるべきかわからない
- SP広告は出しているが、SB・SD・DSPの活用方法がわからない
- 広告費が増えているのにACoSが改善しない
- 社内にAmazon広告の専任担当がいない
まずは無料の資料で、広告運用代行の内容と費用感をご確認ください。フォーム入力は1分で完了し、営業電話は一切ありません。多くのEC事業者がfunnelの運用代行で広告効率を改善しています。今すぐ下記フォームから資料をダウンロードしてください。
AMAZON広告 運用代行
Amazon広告の成果を最大化する運用代行サービス
AI自動入札ツールPacvueと運用のプロが連携。ACoS改善から売上拡大まで、ワンストップで支援します。
✓ SP・SB・SD・DSP全広告タイプに対応
✓ Pacvue AI自動入札で24時間最適化
✓ 月次レポートで改善効果を可視化
サービス資料を無料ダウンロード
下記フォームにご記入いただくと、資料をメールでお送りします。
※本記事の情報は2026年7月時点のものです。最終更新:2026年7月27日